掃き出し窓の大きさと家具等の搬入
こんにちは。東武ハウジングのクボです。
今日くらいからお盆休みや夏休みを取られる方も多いでしょうか?
今どきはお盆だからと言ってそこに休みが集中するわけではなさそうですが(^-^;
私は個人的に明日からお休みをいただくので、せっかくだからお墓参りしてこようかなと画策中です。
昨日からぐっと涼しくなり、なんだか急に毎日雨予報で梅雨に戻ったかのようですが、皆様風邪などひかないように気を付けてお過ごしくださいね。
私もせっかくのお休みに風邪をひかないよう気を付けます!!
さて今日は、弊社で家具キャンペーン対象のお客様との家具選びが始まったこともあり、意外と気が付かない搬入の注意点などをお伝えしようと思いました。
2年ほど前に自宅のソファを買い替えたときにこのことに気が付きまして。その時の記事はこちら。
春の模様替え~ソファの耐久年数と交換~お読みいただくとわかるのですが、最初に欲しいと思ったソファは搬入経路の幅が最低87㎝必要だと言われました。
我が家はマンションで、リビングに到達するためには必ず室内ドアを通さないといけなかったので、搬入できなかった筈です。
一戸建てのおうちでは、リビングは1階にあり、掃き出し窓を付けることが多いので、基本的には大丈夫ですが、掃き出し窓の寸法についても少し注意が必要かなと思います。
例えば前回のブログで登場したこちらの間取り。
LDKの窓はこれで幅が1600㎜程度です。
ちょうど一間(いっけん。建物の単位で1820㎜です。)に収まるサイズでとても良く使われます。
ちなみに南側でなく西側(左側)の引違いマークの窓ですよ(^-^)♭
LDKの西側2間の真ん中に入れています。
この形の家でこの寸法だと両側に耐力壁が入る為にどうしてもこのサイズがマックスになります。
この窓だと片側を開けたときの開口部は70㎝くらいなので、やはり搬入に87㎝必要な家具は普通に開けただけでは入らないのです。
でも大丈夫!なぜなら窓を外せばいいからです。
窓は基本的に枠から取り外すことができます。(可動部分だけのことが多いです。また、外した窓は重量があり、もちろんガラスは割れるものなので注意が必要です!)
弊社で使っているYKKの窓は「はずし止め」という簡単に外れないためのロックがありますが、手順に沿ってドライバーを使えば外すことができます。
なので最大で160㎝までは搬入することができる、ということですね。
ソファは過去記事に書いたように省スペースで搬入できるものもたくさんありますが、グランドピアノなど大きなものは事前に搬入経路を作っておく必要がありますね。
ちょっと気を付けたほうが良いのは掃き出し窓がない場合や2階リビングの場合。
家具や大型家電(冷蔵庫など)についても搬入経路は抑えておいた方が良いですね。
2階リビングは光を取り入れやすく、道路からの視線も入らないのでとっても素敵ですが、冷蔵庫や家具の搬入などは階段を運ぶので大変です。
業者さんなら割増料金になる場合もあるかと思います。
昔は2階のバルコニーからタンスなどを搬入するお引越しも良くありましたが、いまはタンスを持ち運ぶこともあまりなくなったのでお目にかからなくなりましたね(^-^;
若い人にはわからないかも?
せいぜい大きいものはやはりソファでしょうか?
こだわりの家具を使いたい方には、この辺もぜひ頭の片隅に入れておいてくださいませ。
ちなみに弊社では、リビングの掃き出し窓は極力2250㎜幅にするよう言われています。
これだと片側を開けただけで1m開口ができるので何かと便利です。
その上の2560㎜という大きさが2枚引違いのマックスですが、これを使うことも多いです。
これは社長のこだわりで、どちらかというとリビングの開放感の問題のようですよ。
私もずいぶん前に建てられたお客様のおうちに伺った際に「窓が大きいのが気に入っている」とおっしゃっていました。
とはいえ、掲載した間取のように構造上幅が取れないこともあるので、1600㎜幅も結構使うのですが。
最近は掃き出し窓のないお宅も多いのですが、気密性などはその方が上がるのですが、…それでも大きな窓は使っていきたいなと思っています。
それでは、今日はこの辺で。
そういえばこの間ラジオで「コロナで帰省自粛でもご先祖さまは帰ってくる」というお便りを読んでいてクスッとしました。
お盆なんてもうあまり若い方には馴染みない行事になりつつありますが、死んだ祖先の霊がおうちに帰ってくると言われていますね。
私も年に一度くらい亡くなった方をしのび、昔を懐かしむのもよいのかなと思うようになりました(年を取ったということですね)。
なかなか帰省もしづらい世の中ですが、心だけご実家に向けて、亡くなった懐かしい方がいたら手を合わせて思い出してみるだけでもいいのかなと思います。
皆様もぜひ有意義なお盆期間をお過ごしくださいませ。
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