スッキリしたお風呂が人気です。~ユニットバスあれこれ~
こんにちは。東武ハウジングのクボです。
昨日は台風が接近して暴風でしたが、日増しに涼しくなる9月。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
もうすぐお月見、今年の仲秋の名月は9/10だそうです。
土曜日なので、お団子でも作って楽しみたいと思います。
さて今日は、キッチン、洗面台、和室、屋上などをブログで取り上げてきましたので、お風呂、行ってみたいと思います♪
弊社の標準仕様は現在、トクラスのエブリィ1616です。
1616というのは縦横の長さを表していて、いわゆる1坪の大きさのもの。
賃貸住宅やスペースの小さいところでは1216という少し幅の狭いものが使われたり、戸建住宅でもお風呂にこだわる方は1620(1.25坪)の大きめのお風呂を取り入れたりします。
弊社でもアパートの建築などもしますので1216~1620まで幅広く採用していますが、8割方この1坪タイプ。
一般的なユニットバスのサイズだと思います。
それから「ユニットバス」というのは、壁と天井、浴槽や洗い場がセットになったお風呂のことで、弊社ではほぼ100%お風呂はユニットバスを使用しています。
ユニットバスでないお風呂となると、浴槽とシャワーなどをそれぞれ個別発注し、壁や天井、床をタイルなどで仕上げたものなどになりますが、防水の観点から木造では結構難しいように思います。
昔は基本そうだったのですがね。
タイル敷きの上に浴槽を置いて、湯沸かし器もセットになっているようなお風呂はセパレートタイプ。
今は防水と施工の簡略化、コストカットの観点などからユニットバスが一般的です。
そんなユニットバスの傾向ですが、最近少し変わってきたなと思うのが、「余計なものを置かない」シンプルなお風呂を好まれる方が多いということ。
余計なものって何?ですが、主に洗い場のカウンター、小物を置く2段の棚です。
お風呂ですからね、浴槽とシャワーはもちろん必須ですが(笑)、それ以外のものを極力排除したいという流れがあります。
トクラスのエブリィ商品サイトでもこのような写真でパターンを提示していまして、左側あるいは右側のカウンターがないものが人気になって来ました。
弊社の標準仕様は今の所真ん中のカウンタータイプなのですが、来年には何もないシンプルなものに変わっている可能性大です。
水回りの仕様は大事なので、プレゼン資料を作成して中身をしっかり確認していただきますが、弊社で建築予定の方はご確認くださいね♪
私のような古い人間は、カウンターがあったほうが便利では?と思うのですが、不要な方が増えてきたのには掃除の手間があるのかなと思います。
水回りで凸凹があると、見えない裏側などに水垢やカビが出やすいのはご存じの通り。
買ったばかりの頃は防カビのコーティングが効いていてカビも生えにくいですが、使用とともにコーティングが劣化していくのは今の所事実です。
また、初めから設置してあるカウンターや棚は取り外しができないのでどうしても壁と接している部分が掃除しにくいです。
今はホームセンターなどで磁石でくっつく棚、タオルハンガー、小物入れなどが大充実しています。
何もないお風呂に磁石式で棚をつければ、お掃除のときに取り外せますね。
こまめに設置場所を変えればそもそもカビも生えないでしょう。
若い施主様は賢いな、と感心した次第です。
それに対応して各メーカーでも今やユニットバスの壁に磁石が付くのは当たり前になって来ました。
ちょっと前にはタカラスタンダードなど一部のメーカーだけだったように思うのですが、時代の変化ですね♭
トクラスではショールームの見学で使わないときは磁石で壁にくっつけられる洗い桶をプレゼントしていたこともありました。
洗面器も壁なんですねー。
たぶん座る椅子とかも磁石が入ったものがある?と思ってちょっと検索したら、磁石ホルダー付きの椅子がありました。
あとはタオルハンガーに引っかけられるタイプですね。
床に物を置くと水垢が発生しやすいので、もう徹底して壁掛けにしておこうという意図が感じられます。
いつの間にこんなに!と思うのは私だけでしょうか;;
現在ウッドショックやアイアンショックで建築の値上がりが避けられない状況でもありますので、不要なものは不要!というのは賢い選択だと思います。
弊社もお客様の傾向に置いて行かれないように、常に時流を読んで標準仕様など変えていかなければなりませんね。
それでは、今日はこの辺で。
9月23-25日と10月8-10日の各3連休は東武ハウジングの完成見学会を開催します。
今どきのお風呂や水回りもチェックできる、この機会をお見逃しなく。
各種イベント情報はこちらから
☆★☆———————————
一級建築士事務所 東武ハウジング
屋上付住宅「そらの家」 注文住宅
設計・建築・不動産・解体工事はお任せください♪
不動産部 クボ
——————☆彡