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キッチン動線のおはなし~冷蔵庫は手前か?奥か?~

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

陽春のような春冷えのような、三寒四温の日々が続いています。

皆様も風邪をひかないように気を付けてお過ごしくださいね。

コロナウイルスの感染拡大のせいでかえって気を付けているので、ここのところあまり風邪もひかなくなりましたが、季節の変わり目は要注意。

そういえばここ1年以上病院に行ってないです。

インフルエンザの予防接種の時と歯医者くらい(笑)。

この調子でコロナウイルスが終息するまで頑張っていきたいですね~(^-^;見通しが立たないですねぇ。

さて今日は素敵なお宅の施工事例を書いていたらキッチンのことが書きたくなりました。

ずっと続けているシーサーブログの方ではずいぶん前にも書いていますが改めて。最近よく設計の者と「冷蔵庫は奥と手前のどちらが便利か?」論争をするので(笑)。その辺も含めて記事にしたいと思います。

キッチンのタイプについて書いた過去記事です。2016年…5年前の記事ですが(^-^

基本は変わっていないかと思います。ここからその2,その3と続き物になっていました。

もしよかったら読んでみてくださいね♪

キッチンあれこれ~その1~タイトル
本日更新の施工事例にもっと詳しく掲載しています!!

アイランドキッチンは壁につけずに部屋の真ん中にどんと置くことができますが、実は通常のキッチンより奥行も大きいので、キッチン自体を広くしないと置けません。

両サイドも1m程度の動線が必要ですね。

なので通常はどちらかの端を壁につけて壁側にコンロが来るように設置します。

排気を取る必要があるので、壁際にコンロです。

で、冷蔵庫の位置ですが、このコンロの後ろ側。

一番壁の奥に冷蔵庫を置くことが多いです。

私はお客様とお話しできるときは、奥から食器棚やパントリーなどを配置していって、手前に冷蔵庫をおススメしています。

理由としては、冷蔵庫には家族全員用があるので、奥だと朝の忙しい時などにキッチンの中を家族がウロウロしてひどい…。という私の経験からです(笑)。

あとは設置の問題ですね。

冷蔵庫の出し入れは大人2人がかりとかの大仕事です。

これも家電メーカーにいた経験があるのですが、奥だとまれに出し入れの際に床や手前の家具が傷ついたりするリスクがありますよね。

なので設置が便利で家族みんなの手が届きやすい手前側押しです。

デメリットは子供が小さいときにイタズラされやすいです(^-^; 奥に置いた方がキッチンにいるママが子供たちをブロックできますし、なにかと抑止力になります♭

弊社でも冷蔵庫の設置場所は奥と手前で半々くらいじゃないでしょうか?

冷蔵庫とキッチンの配置は使い慣れがあると思いますので、今住んでいるところと変えたくないというのもあると思います。

実際コンロで調理しながら足りない調味料を取り出すことは多いので、コンロ前に立って冷蔵庫に手が届くのは便利です。

その辺は使い方の工夫もあるのでやはり人それぞれですかね?

ごくまれに真ん中設置やパントリーの中に設置ということもありますが、食器棚やキッチン家電用収納の奥行はだいたい60㎝、冷蔵庫はもう少し奥行きがあるので、端に寄せたほうが邪魔にならずにすっきりします。

キッチン収納についても本当に多種多様ですが、おすすめは置くものを考えて配置することです。

例えば我が家ならカウンターに電子レンジ、オーブントースター、コーヒーメーカー、炊飯器は毎日使うので出しておきたいです。

ホットプレートやミキサーはあまり使わないので見えないところで大丈夫。

鍋類や普段使いの食器はシステムキッチンなら十分収まるので、その他の収納としてはこれらの配置を考えます。

おそらくカウンターに一列に並べると180㎝(建築は90㎝単位の者が多く、一間とも言います。)必要ですが、炊飯器などはカウンター上だと高くて扱いにくいし、物が多いと嫌なので、家電収納カウンターという上下段に分かれているものだといいような気がします。

90㎝幅でカウンターの下に炊飯器とトースターくらい置けて、蒸気が出るときや使うときは前に引き出せるようになっています。

家電収納の施工例です。

これなら半分の幅ですべての家電が収まります。弊社ではそれをさらに引違いのスクリーンで隠せるパントリータイプも人気です。

そこは見せたままでいいか、隠したいかという基準で選べます。

お客様が来た時にはさっと隠せたり、生活感が出ないので好評です。

パントリー収納施工例 カウンターと可動棚が中に納まります。

あとはキッチンにゴミを集約する場合が多いので、造作カウンターで下は空間のままにしておくことも多いですね。

キャスターの付いた分別ごみ箱が入るようにです。

造作カウンター施工です。

こうしてみると、キッチンはまずキッチン自体の設置場所や種類を決め、冷蔵庫の位置を決め、必要な収納量に合わせて収納家具等を配置していくと使いやすいキッチンができます。

今あるものをしっかり確認しながらも将来的に少しは増えることも考えてゆとりあるキッチンを実現していきたいですね。

それでは、今日はこの辺で。

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不動産部 クボ

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