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ウッドショックへの対応について

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

梅雨前のさわやかな、と言うには少し暑い日が続いています。

西日本は早い梅雨入りでしたが、東北の梅雨入りは来週になりそうですね。

例年並みといったところでしょうか。


さて今日は、建築業界では大きな話題になっているウッドショックについて弊社の対応等を記載しておきたいと思います。

木材の供給不足が現在深刻化しておりまして、建築業界全体では供給遅延や値上がりがすでに起きている状況です。

輸入木材の供給が滞る点については昨年末ごろから聞こえてはおりまして、その時にはまだここまで深刻化するとは考えていなかったのですが、現在実際に供給遅延や値上がりが起きるまでになってしまったというところです。

要因としては、アメリカや中国での住宅需要が高まり、より高値で販売できる中国・米市場への輸出対応が大きくなっていること。

コロナウイルス感染症の拡大により木材供給の対応が各国で遅れていること。

JIS基準などの輸入材基準の厳しい日本への木材出荷が後回しにされていること。

などがあるようです。

昨年はコロナウイルスの影響でキッチンやユニットバス、トイレなどの設備機器が不足していましたが、比較的短期間で回復しました。

今回も長期的にはならないのでは?と思いたいのですが、この半年で事態がどんどん悪化しており、日本全体でのことなので見通しも悪いです。

輸入材の高騰に引っ張られて、国産材や合板など木製品も軒並み値上がりしていく様相です。


弊社ではプレカットの対応を主にお願いしている業者様に年間の予定表を提出しており、幸いにも現状は木材の確保ができております。

今月から実際に仕入れで坪1万円程度の値上げとなっておりますが、すでに契約しているお客様の分については実質そのままの金額で対応したいと考えております。

ここは企業努力です(^-^)。

すでに詳細見積もりを出しているお客様に関しても極力頑張っていきたいとは思っています。

ただ、この状況が長く続けば、次第に値上げせざるを得ない状況です。

また業者様には当面の木材の確保をお願いはしていますが、万が一ということもありますので、工事の遅れや金額の追加の可能性も視野に請負契約の際にはその旨お客様にお願いして確認事項に一筆サインを頂いております。

少し不安な内容になってしまい申し訳なく思っておりますが、ご協力を頂きたくお願い致します。


とはいえ、私は知らなかったのですが、今回は第三次ウッドショックなのだそうです。

1990年代と2006年に一次、二次がありまして、その際には日本で国としての対応もあったそうですが、今回は最も状況が良くないようで国も介入しがたい状況になっているそうです。

これまでで最悪と聞くと不安でもありますが、私は「3回目なんだな。」とポジティブに受け取りました。

しかも前回からのスパンを考えると「たまにある。」くらいではないでしょうか。

コロナウイルスの影響で建築業界への影響も去年に引き続きですし、半導体など電気製品や自動車産業などへの影響も出ている昨今です。

これ以上深刻化しないことを願いつつ、状況を見て日々対応して参りますので、心配な点については都度ご確認頂き「楽しいおうちづくり」を継続して参りたいと思います。

東武ハウジングのおうちは木造建築です。

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